皆さま、レッドビーシュリンプの飼育を楽しんでいますか?
レッドビーシュリンプの飼育にチャレンジしてみたいけど、難しそうだなと諦めていらっしゃいませんか?
私も、最初は難しそうで、失敗したら勿体ないなと思い、2年くらい尻込みしていました。
レッドビーシュリンプの飼育は、基本を押さえると意外に簡単にできますので、この記事を読まれてレッドビーシュリンプの飼育をされる方が増えたら嬉しいです!
レッドビーシュリンプは難易度が高くて簡単には飼育できない。
そう思って諦めている方は多いのではないでしょうか?
確かにレッドビーシュリンプは、グッピーやネオンテトラなどに比べると、環境変化に弱いのは確かです。
でも、飼育の基本を押さえることができれば、意外に簡単に飼育できたりします。
今回は、難しそうで意外に簡単な、レッドビーシュリンプ飼育の超基本をご説明させていただきます。
今回は超初心者向けの記事なので、あまり深堀せずに、とても簡単に説明させていただきます。
もっと詳しい内容が知りたい方は、別に書かせていただく詳細版の記事をご参照ください。
下に一例のリンクを張っておきますね!
【STEP1】どうしてレッドビーシュリンプの飼育は難易度が高いと言われるのですか?
単刀直入に言うとレッドビーシュリンプは
①水質変化に敏感
②水質悪化に弱い
この2点が飼育難易度が高いと言われる原因です。
①水質変化に敏感
一言でいえば、今レッドビーシュリンプが泳いでいる飼育水と、ガラリと水質(※1)や温度が違う水に、いきなり生態を入れてしまうと、シュリンプは大きなダメージを受けてしまいます。
そして、一度大きなダメージを受けたシュリンプは、体調の回復が難しいため、買ってきた直後の水合わせを、どれだけ慎重にやるかで今後の結果が大きく変わります。
最初が肝心であることをご理解ください。
レッドビーシュリンプを買ってきた袋のまま、新しい水槽の水に1時間くらい浸けていてあげると、ゆっくりと水温を同じにすることができ、水温ショックを和らげることができます。
水質面では、点滴容器やスポイトなどを使って、買ってきた袋の中の水に、1~2時間かけてゆっくり新しい水槽の水を垂らして、水合わせをしてあげると安心です。
私は買ってきた袋から、いったんプラケースなどに移し替えて、新しい水槽に浮かべながら点滴を実施するようにしています。
分かりにくいですが、下の容器が私の自作点滴容器です。
Daisoで買ってきたストレージボックスに、直系5㎜の穴を開けて、コネクターを刺して、エアホースとコックを取り付けただけの簡単なものです。
コネクターはこんなグッズです。
ドリルやピンバイスなどで、5㎜の穴を開けてからこれを刺せば、どんな容器にでもエアホースを接続できるので、1セットあると便利ですよ!
点滴容器の作り方の記事です。併せてご活用ください。
※1 水質とは、ph(酸性とかアルカリ性)と、水の中に溶けている物質の種類や量を指します。
phは、水道水がほぼ中性で、ソイル等を加えると弱酸性に変化し、砂利等加えると弱アルカリ性に変化するなど、水中に入れるレイアウト素材や添加物で変化します。
レッドビーシュリンプはph6~6.5の弱酸性を好みます。
このくらいのphはカルキ抜きした水道水に、ソイルを入れてあげるだけで調整が可能ですので、低床にはソイルを使用してください。
私がまだ初心者の頃、phはあまり気にしていませんでした。
と言うか、初心者だからそこまで拘らなくてもいいやって軽く考えていました。
でも、意外にphが魚(シュリンプ)の体調に与える影響は大きので、必ずその魚が好むphに調整するように心がけてください。
現在のphは、このような試験薬で確認できます。ぜひ活用してください!
その他に、水の汚れなどでもphは変化しますので、同じように育てている水槽の水でも、phは違うものと思ってください。
間違っても、ネットで掬って隣の水槽にポイッと入れるのは絶対にダメですよ!
- 1
- 2