
みなさま、ベタ活は楽しんでいますか?
ところで先週まで綺麗だったベタが、なんだか色がくすんでしまって綺麗になくなったと感じたことはありませんか?
今回はベタの色がくすんでしまう原因と元の色に回復させる方法についてお話したいと思います。
先週まで綺麗だったはずのベタが、気が付くと色が褪せてくすんでしまった経験はありませんか?
それになんだか元気もなさそう。
いったいなぜ、色がくすんでしまった原因なのでしょうか?
今回はベタの色がくすんでしまう理由とその解決法についてご説明させていただきます。
【STEP1】ベタの色がくすんでしまう主な原因

ベタの色がくすんでしまう理由は以下の可能性が有ります。
また、それ以外に水流が強すぎて体力を消耗すると色が褪せることがあるのでご注意ください。
①水質が悪化している、または水質が合わない
②水温が低すぎる
③栄養が不足している
④老化
【STEP2】水質が悪化している、または水質が合わない

お魚にとっての水は、私たちにとっての空気と同じです。
私たちが、空気が汚れると病気になるのと同じ理由です!
空気が汚れると人間が体調を壊すように、ベタも長い時間汚れ過ぎた水や、適していない水温で飼育されるとストレスや体力の低下で色が褪せてしまします。

また、ベタは弱酸性を好む説と弱アルカリ性を好む説がありブリーダーさんのご意見も2分されています。
もし、マジックリーフやソイルを使用した弱酸性の飼育環境で色が褪せる場合は、砂利などを使って弱アルカリ性の水質で飼育してみると変化があるかもしれません。
phを弱酸性から弱アルカリ性に変える場合は、いきなり変えるのではなく時間を掛けて水合わせをしてあげてください。

弱酸性や弱アルカリ性やベタが好む飼育環境については、以下の記事をご参照ください。
【STEP3】水温が低すぎる

ベタに最適な水温は25℃~27℃と言われています。
もし、ベタが元気がなさそうな時は27℃まで温めてあげると元気が出る可能性が有ります。
最適な水温については以下の記事をご参照ください。
【STEP4】栄養不足について

フィルターによるろ過を前提にしないベタの餌は低タンパクであることが多いです。
私は定期的にランチュウ用のタンパク成分が多い餌を与えるようにしています。

大きい写真がキョウリンのランチュウ用の餌で、小さい方が同じくキョウリンのベタ用の餌です。

想像ですが、水を汚さないためと便秘しがちなベタのために栄養価となる粗タンパクを低めに設定しているのだと思います。
ですから、数日に一回程ランチュウの餌を混ぜてあげるだけで、不足しがちな栄養補給ができると思います。



観賞魚をたくさん飼育されていらっしゃる方は、みんなで冷凍赤虫を分け合うのも良いと思います。