
皆さま、レッドビーシュリンプの水替えって、足し水だけで済ます人が多いのではないでしょうか?
私も、飼育初心者の頃に、水換えはしないほうが良い、足し水だけで充分と聞かされて、素直に足し水だけで運用していた時期もありました。
でも、レッドビーシュリンプの水替えって、ホントに足し水だけで充分なのでしょうか?
今回は、意外に迷ってしまうレッドビーシュリンプの水替えについて解説して行きたいと思います。
皆さま、レッドビーシュリンプの水替えはどのようにされていますか?
意外に『足し水だけで回しているよ!』って方も多いのではないでしょうか。
私も、ビーシュリンプ飼育初心者の頃は、足し水だけで運用した方が良い結果が得られると信じ、頑なに『水換えは足し水のみ、エビが死んでいくのは私のいじり過ぎが原因』と言い聞かせていました。
でも、飼育経験を積むにつれて、足し水だけの運用では脱窒(ダッチ)もできないし、なんだか違う気がすると考えるようになりました。
実際、今は適切に水替えを行っていますが、エビたちは調子を崩すことなく元気に生きています。
今回は、私がアクアショップめだか屋SUNとして飼育・販売を行う中で培った、レッドビーシュリンプの水替え方法について解説をさせていただきたいと思います。
【STEP1】そもそも脱窒とは何ですか?

硝化(硝化)サイクルと脱窒(ダッチ)については、私のメダカブログの記事にまとめていますのでご参照ください。
【STEP2】どんなに濾過バクテリアが繁殖していても脱窒が必要だから換水してください

専門のブリーダーさんは、人にシュリンプをあげたり販売する時に、頻繁に飼育水を分けてあげているんです。
つまり、(販売で飼育水を分けて、その分足し水をする)=(結構水替えしてるのと同じ)という公式が成り立つので、専門の方ほど足し水だけで十分な気になるんです!
一般の愛好家さんが真に受けたら危ないよ!
ブリーダさんや販売店では、飼育水を他の方に分ける機会が多いんです。
人にあげて飼育水がドンドン減るから足し水をするのですが、これって水替えと同じ構図ですよね。
一般の愛好家さんであれば、それほど飼育水が減ることもないので、シュリンプの様子を見ながら定期的に水替えをするほうが安心ですよ。
どうしても濾過バクテリアの減少が怖い方は、水替えの都度以下のようなバクテリア剤を添加して、硝化菌を補充してあげると更に安心です。

お皆さまにおすすめする以上、ちゃんと私が実践している内容をお伝えしています。
レッドビーシュリンプが水質変化に弱いことは事実

私はシュリンプの水質ショックを軽減するために、プラ箱に穴を開けてエアホースを繋いだだけですが、自作の点滴容器で足し水をするようにしています。
雑に水替えをすると、水質ショックも怖いですが、せっかくの抱卵個体が脱皮して脱卵の原因にもなるので、水換え派慎重にしてあげてください。
※写真で水槽の上にある白い箱が点滴容器です。


点滴容器の作り方は以下の記事をご覧ください。