みなさま、ベタの飼育は楽しまれていますか?
私は今育成中の若魚がドンドン大きく変身するのを見ながらニヤニヤの日々です。
ところでベタが最も綺麗に見えるフレアリング(威嚇行動)ですが、毎日させてあげないといけないことはご存じですか?
最近はコロナ禍で外出できず、観賞魚飼育始める方が増えているようですね。
その中でも華やかで飼育道具をあまり必要としないベタの人気が高まっているとのこと。
ところで、いざ飼育を始めてみると常に雑誌の写真のようにパッと広げてばかりでないことに驚いた方も多いのではないでしょうか?
パッとヒレを広げる動作をフレアリングと言いますが、実は毎日フレアリングをさせてあげないとベタが弱ってしまうんです。
今回はそんなベタのフレアリングのイロハについて解説をさせていただきたいと思います。
【STEP1】フレアリングとは
ベタのフレアリングの理由は以下の通りです。
目立ちませんがメスもフレアリングするんですよ。
②メスに対する求愛行動
③その他の理由で興奮したとき
【STEP2】フレアリングが必要な理由
なぜ威嚇行動のフレアリングを定期的にしないといけないのでしょうか?
①ヒレを支える筋肉が鍛えられ、運動不足の解消にもなる
②発色が鮮やかになる
③フレアリングが不足するとヒレが癒着気味になり綺麗に開かなくなる(らしい)
このような必要性とメリットがあるので定期的にフレアリングさせてあげる必要があります。
【STEP3】推奨されるフレアリングの回数と時間について
様々なブリーダーさんの意見をまとめると、大きくは1日5分を1SET派と2SETに分かれるように思います。
みなさま統一見解は1回あたりのフレアリング時間は5分です。
フレアリングは人間で言う筋トレです。
ですから、やり過ぎると逆に過労の原因になりかねないので、各ブリーダーさんが導き出した時間が5分なのだと思います。
私は1日5分を1回行っています。
それでもみんな元気にしていますので、必ずしも1日2回しなくても大丈夫だと思っています。
【STEP4】フレアリングの方法
水作さんのベタ専用水槽と専用仕切りを使うとフレアリングも簡単です。
1日5分。仕切りを外して互いにお見合いさせてあげてください。
専用の水槽や仕切りが無くても、鏡やペン、手作りのベタスティックなどを用いて、ベタをフレアリングさせることが可能です。
私は耳かきの棒を加工してこんな風なスティックを手作りしています。