
ベタの水換えや容器の掃除、病気の隔離をするとき、一般的な魚用ネットですくっていませんか?
ベタは大きく繊細なヒレを持っています。一般的なネットへ鱗やヒレ、体表の粘膜が擦れると、見た目では分かりにくい小さな傷ができることがあります。
その傷から細菌や水カビが入り込むと、尾ぐされ病や水カビ病を発症するきっかけになりかねません。
水換えで飼育環境をきれいにするだけでなく、移動時にベタを傷つけないことも大切な健康管理です。この記事では、一般的なネットでベタをすくう危険と、魚をネットへ直接触れさせずに移動する方法を解説します。
一般的なネットは、魚をすくい上げると網目から水が抜け、ベタの体やヒレがネットへ直接触れます。
このときに鱗やヒレ、体表の粘膜が擦れて傷つくと、尾ぐされ病や水カビ病などの感染症につながる可能性があります。
水換えや隔離でベタを移すときは、魚と飼育水を一緒にすくい、ベタがネットへ直接触れにくい状態で運ぶと、移動時の負担を減らせます。

水換えや隔離は、ベタを健康に飼育するために必要です。
ただ、きれいな水へ移すためにネットでヒレや体表を擦り、その傷が病気の入口になってしまっては意味がありません。
私は、ベタを移動させるとき、できるだけ魚を水から出さず、ネットへ直接触れさせないことを大切にしています。
一般的なネットでベタをすくう危険

一般的なネットは、ベタをすくい上げると水が網目から抜けます。
水が抜けると、ベタの体重がネットへかかり、鱗や大きなヒレが網目へ直接押しつけられます。
ベタがネットの中で暴れたり、逃げようと体を動かしたりすると、ヒレが引っ掛かる、裂ける、体表の粘膜が擦れるといった傷の原因になります。
魚の体表は、鱗や粘膜によって細菌や真菌から守られています。
ネットとの摩擦によってヒレや粘膜が傷つくと、その部分の防御力が低下し、尾ぐされ病の原因となる細菌や、水カビが付着しやすくなります。
すくった直後に異常が見えなくても、数日後にヒレの先が白くなる、ヒレが溶ける、傷口へ白い綿のようなものが付く場合は注意してください。
水換えでベタを傷つけないための基本
水ごとすくえば、ベタがネットへ触れにくい


私が使っているのは、魚と飼育水を一緒にすくえる「水ごとネット」です。
ネットの中へ水が残るため、ベタの体を水から完全に出さず、水中に浮いた状態で移動させやすくなります。
魚がネットへ直接押しつけられにくいため、鱗やヒレ、体表の粘膜が擦れる危険を減らせることが大きな利点です。
ベタだけでなく、メダカの移動や選別にも使っています。魚を傷つけずに移動させたい場面で、長く愛用している道具です。
水換え、容器の掃除、隔離、薬浴などでベタを移す機会がある方には、魚をネットへ直接触れさせず、水ごと移動できるネットが向いています。
一般的なネットで優しくすくうことも大切ですが、最初からベタの鱗やヒレをネットへ擦らせにくい道具を選ぶ方が、傷と病気のきっかけを減らしやすくなります。
私が使っている水ごとネットは、下の商品カードから確認できます。
一般的なネットでベタをすくうと、鱗、ヒレ、体表の粘膜がネットへ擦れ、小さな傷ができることがあります。
その傷は、尾ぐされ病や水カビ病などの入口になる可能性があります。特に、ヒレの長いベタや弱っている個体では注意が必要です。
水換えや隔離で移動が必要なときは、ベタを長時間追い回さず、可能な限りネットへ直接触れさせず、水ごと移動させてあげてください。

水換えは、ベタを健康に飼育するために欠かせません。
その水換えでベタを傷つけないように、飼育水と一緒に、できるだけ魚へ触れずに移動させてあげてください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。