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こんにちは!
みなさまは餌の食べ残しや糞が多くて、水質が荒れて悩んだ経験はありませんか?
私も食べ残し王だとアベニーパファー、糞の王者は金魚でずいぶん悩まされました。
そんな時に活躍するのがベアタンクという飼育法です。
みなさまは、ベアタンクという飼育方法はご存じですか?
英語でbareは裸をあらわす単語で、裸足のことをbarefootと呼んだりします。
ベアタンクは文字通り、底に何も敷かずフィルター以外に何も入れない飼育方法で、糞や餌で水槽を汚しやすい魚の飼育に用いられる飼育方法です。
今回は、そのベアタンクのメリット・デメリットについて解説をさせていただきます。
【STEP1】ベアタンクについて
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基本的にベアタンク飼育と言えば、生体とフィルター以外に何も入れずに飼育する飼育法を指します。
【STEP2】ベアタンタンクに向いている魚
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ベアタンクと聞いて思い浮かぶのは肉食のディスカスやアロワナですよね。
その他、小型水槽で飼育するベタなどもベアタンクが多いです。
基本的に、食べ残しや糞が多い魚は、掃除がしやすいベアタンク向きと言えます。
私の中では金魚、肉食のアベニーパファーなど飼育をするときもベアタンクを多用します。
【STEP3】ベアタンクのメリット
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ベアタンクのメリットは以下の通りです。
①掃除がしやすい
糞や餌の残りが砂利やソイルに紛れることがないので、格段に掃除がしやすくなります。
特に肉食の魚の餌や糞は水を汚しやすいので、肉食の魚ほどベアタンクのメリットを享受しやすいと思います。
②リセットが簡単
ベアタンクは水を完全に抜いて水槽を洗うだけなのでリセットが簡単です。
万が一病気が蔓延した時も、プラナリアやスネールが出た時も洗ってお湯などで殺菌するだけで水槽は見事元通りです。
【STEP4】ベアタンクのデメリット
①低床材をろ材として使えず、底面ろ過もできない
仕方がないことですが、低床材がないので底面ろ過も使えません。
また、低床がないので通常低床に住み着くバクテリアが居場所を失ってしまいバクテリアが不足しがちになります。
その対策として、通常飼育で使うよりも5割増しのろ過フィルターを準備しないとろ過不足に陥りがちと言われています。
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私がベアタンクで飼育する場合は、外部フィルターか大型の外掛けフィルターを使用して、なるべくろ過力を上げるようにしています。
私は価格がお手頃なVAX60を愛用しています。
【STEP5】最後に
ベアタンク飼育法にはメリットだけでなくデメリットもあります。
でも、特に糞で水槽を汚しがちな魚種の飼育では、いつでも綺麗に掃除しやすいベアタンクの方が魚の健康維持の面でメリットが大きいと思います。
なので、わりと糞が多めの金魚の飼育では、大きく育った個体ほどベアタンクで飼育することが多いです。
簡単に糞などをスポイトで掃除することができるベアタンク。
皆さんも一度お試しされてみては以下かがでしょうか?